英語圏以外では初のアナリスト育成プログラム『Japan Analyst Academy』が開催されました!
2024年5月30日(木)、全5回にわたって実施された『Japan Analyst Academy』の最終回が実施されました。これまではオンラインのみでの開催でしたが、今回は現地とオンラインとハイブリッドでの実施となり、合計20名以上が参加しました。
講義では、分析作業に欠かせないソフトとハード両方のプロダクトの機能について、Hudl サポートスタッフから詳細にレクチャーをします。競技ごとの設定の違いやデータの取り扱いまで、座学と実践を繰り返すことによってプロダクトへの理解を深めます。
初の試みとなった『Japan Analyst Academy』ですが、3年前からオーストラリアなどでアナリストの卵である若者向けに開催されていた『Hudl Junior Analyst Academy』がカリキュラムのベースになっています。日本のマーケットにおける多数の要望から実施が決定。カリキュラムをすべて英語から日本語に翻訳するなど準備を進めてきました。
『Japan Analyst Academy』を通して実現する「三つのポイント」
今回のアカデミーでは、以下のポイントが目的として掲げられています。
① クラブやチームのアナリスト育成コストを削減すること
② プロチームでも即戦力となれるアナリストを育成すること
③ チームやアナリストのネットワークを広げて情報共有を活性化すること
参加者の多くは日頃からHudlのプロダクトを活用しており、このアカデミーを通じて映像分析に必要な知識を深め、実践に繋げることが目的です。プロダクトの基本的な操作や撮影の仕方、データの共有、トラブルが発生した際の対処の仕方まで、具体的な場面を想定しながら順序立てたカリキュラムが用意されています。
第5回目となるこの日は、複数台のカメラで撮影した映像をひとつのデバイスに集約、その場ですぐにライブコーディングをする方法や、その重要性などがテーマです。各セッションごとに講義の内容と紐づいたワーク(課題)が用意されているので、すぐに実践を通して自身の理解を確かめることができます。
オフラインで参加した栃木シティフットボールクラブの横山和輝アナリストは、「2年前からHudl Sportscodeを、今年から新たにHudl Replayを導入しました。まだ分からないことも多いなかで、今回のアカデミーでは現場でやっていることの復習をしながら、自分のなかに落とし込むことができました。今後もさまざまなスタジアムで試合がありますが、環境にあわせて機材のセッティングなど臨機応変に対応できると思います」と話しました。
Hudl Japanは、今後も継続したサポートの場を用意しています!
この日、オーストラリアから来日し、講義に参加したサポートマネージャーのAndrew氏は、「今回、アジアではオーストラリアに続いて二番目の試みとして、ハイレベルなマーケットである日本でアカデミーを実施することができました。参加してくれたたくさんの方に感謝していますし、引き続きサポートを続けていきたいと思っています」と語ります。
Hudl Japanでは、より実践的なセッションを夏と冬に予定しています。プロダクトの理解が深まるだけでなく、アナリスト同士の交流や最新のサービスを体験できる場としてもご活用いただけます。興味のある方は、ぜひご連絡ください。たくさんのご参加をお待ちしております。