アイスホッケー界が、Hudlとともに歩むワケ。映像分析を活用するべき理由3つ
予算と見合った金額感で、クラブの発展に寄与するツールは何か。
勝つために、トップクラブが常に模索していることです。その中で、コーチングやリクルーティングにおいて、ビデオ分析とスタッツほど価値のあるものはありません。
アイスホッケー界でも、分析を取り入れる動きが高まっています。映像を活用するべき理由を、3つご紹介します。
指導時間を短縮し、練習効率を上げられる
技術を活用すれば、時間を大幅に節約することができます。単純ですが、指導者にとって重要なことです。
練習の一分一分が、成長の機会。映像を使えば数分で終わる指示に、氷上で長い時間を費やしている余裕はありません。
Charlie Murphy氏はU18 Bay State Breakers Tier 1チームのヘッドコーチであり、Rockland高校(マサチューセッツ州)のアシスタントコーチでもあります。彼は自身の指導を裏付けるために、参考となる試合の映像を探し出し、選手に見せています。
「試合から6〜7つの映像を抜き出し、練習後や試合前にロッカールームのスクリーンに映し出しています」(Murphy氏)
今日では、試合や練習前後に映像を振り返ることが当たり前になりつつあります。プレー前に注力すべきスキルを確認し、プレー後にはその日のパフォーマンスを客観的に振り返ることができます。
何より映像を効果的に使用することで、指示自体に費やす時間を減らし、より選手個人やチームと向き合うことが可能になります。リンクへ入る前から準備をしておくことで、練習の価値が高まるのです。
試合後24時間以内に、チームの課題を明確に
映像分析では、単純に「参考にするデータを増やせばいい」というわけではありません。コーチはパフォーマンスに影響を及ぼす有効なデータを、スピード感をもって見出す必要があります。
その中で活躍するのが、24時間以内に試合の映像をタグ付けし、詳細なゲームレポートとともに戻してくれるHudl Assist。全てのスタッツが映像と直接紐づけられているのも大きな特徴です。スタッツでの数値と実際のプレー映像を、ワンクリックで見比べることができます。
「例えば、決められたゴールについて分析する時にアシストを重宝しています。いつ、なぜ得点されたかを明確にすることは非常に重要です。レポートから、過去2〜3試合通じてどこでミスが起こったかを特定します。センターのポジショニングが悪かったのか、ターンオーバーを食らったのかなど、原因をはっきりさせられるのです」(Murphy氏)
またプレイリストをチーム内で共有すれば、コメントとともに選手たちが確認できるようになります。
迅速にスタッツと映像を用意しておくことが、課題の解決とチームの成長に直結します。全ては映像分析から始まるのです。
映像×リクルーティングの仕組みも充実
映像は、リクルーティングでもよく活用されています。選手は全シーズンの映像から、自分のプレーを集めたハイライト映像を数分で作成できます。
さらにHudlでは、全選手がプロフィールを載せることができます。学業および所属クラブに関する情報に加えて、ハイライト映像や試合のフル映像をリクルーティング担当者向けに発信。選手は自分のプロフィールをスカウトやリクルーティング担当者へ直接共有し、自らアピールすることも可能です。
Ontario Minor Hockey Association(OMHA)やMinnesota Hockeyなどのトップのアイスホッケー組織は、「映像分析パートナー」としてHudlを選んでいます。選手たちの露出の機会を増やし、リクルーティングに繋げてきました。また組織内での競争意識を高めることでリーグ全体のレベルアップにも寄与しています。
映像はスカウトやリクルーティング担当者が選手を見つけるための最適な方法のひとつです。Hudlを使用すると、選手は簡単に注目を集めることができます。
Hudlは、クラブの可能性を最大限に引き出せるツールになっています。撮影、映像分析、スタッツ、リクルーティングへの活用など、映像とデータは現代のアイスホッケー組織にとって欠かせない要素です。