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「Hudlがあるから、クラブが成長する」全年代で分析を。Petone Rugby Clubの活用事例

Petone Rugby Clubは、ニュージーランド代表選手を30人も輩出してきた歴史のあるラグビークラブです。2022年には17年ぶりとなるウェリントン プレミアディビジョン決勝進出を果たしました。

Hudlの導入がどのようにチームの成長へと繋がったのか、ヘッドコーチのRyan Piper氏に伺いました。

育成年代からトップまで、同じように分析を活用


Petoneには、チーム全体で戦術面と技術面の目標を明確化する「クラブDNA」と呼ばれるものがあります。このDNAを土台にそれぞれの年代で効果的にHudlを活用し、選手の成長に役立てているのだとか。

「選手は、幼い頃からトップチームと同様の分析システムのもとで練習しています。数値分析やレビューなど、育成段階から分析に触れておくことで、トップへ上がった際にスムーズに移行できるようにしたいと考えています」

80分の試合を、50分でタグ付けできる

Hudlを導入してから、映像分析がより速くできるようになったそうです。

「7年前は、トップチームでもA4の紙を使ってスタッツを記録していました。今はHudl Sportscodeを使って、50分もあれば1試合80分すべてのプレーをすぐに記録できます。そこから、ワンクリックでHudlのプラットフォームへ転送すれば、クラブ全体で共有完了です。

選手は80分の映像をすべて確認する必要がなくなりました。彼らはプロではなく、仕事もあります。分析にかかる時間はできる限り抑えたいと思っています

オフェンスとディフェンスに分けて、データを抽出しています。オフェンスで、はじめに見るのはタックルの成功率とタックルゾーンです。直近の数シーズンを振り返ると、タックル成功率85%を超えていれば勝利しています。なので今はこの数値をひとつの目標にしています。分析があるからこそ、立てられた目標です」

スポーツコードでのスタッツ例

さらに、細かい数値まで把握できることで選手とより深い議論ができています。

「スポーツコードとHudlを使用すると、すぐにプレーの詳細を確認できるんです。選手との会話の中で、『タックルの成功率が3/8』といった事実を伝えるだけでなく、分析をもとに『ミスした3タックルで何が起こったのか』を深堀りすることで、より技術的な話ができています」

コーチ陣の認識統一も徹底

勝つためにはコーチ間での連携も重要です。

「試合がコーディングされ次第、コーチ陣に直接メールが送信されます。戦術や考察はチーム全体へ共有する前に、コーチ陣で確認しています。すぐにどの数値を追うのかを決めて、映像を確認していきます。指導者の意見が一致しているからこそ、選手の理解が得られるんです。メモを入力し、映像に直接矢印を書き込んだりして視覚的に見やすくしています」

「クラブの成長のために、分析は必要です。今後は、試合だけでなく練習も同じように分析していきたいと思っています」
今やHudlはPetoneにとって、不可欠なツールになっています。


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