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作業は短く、選手とのやりとりを濃く多く。The Southport Schoolの変化

オーストラリア・クイーンズランド州にある高校「The Southport School(以下、TSS)」では、学内の全スポーツチームにHudlを導入しています。アマチュアスポーツへの映像分析導入事例がまだまだ少ない中、先駆けて導入へ踏み切った理由とは?導入に至った経緯や理由、現在感じている効果についてご紹介します。


スポーツレベル向上のために、導入は必須の選択

TSSの副学長 Mike Wallace氏は、Hudlを導入した背景について「シンプルさが決め手」と述べています。

「学内のスポーツチームに映像分析を導入するとなると、当然新たなシステムを取り入れる必要があります。すでに使用している学業用のオンラインシステムと併せて運営することになるので、できる限り楽に使えるツールを探していました。わかりやすいシンプルなレイアウトで、スマホからも簡単にアクセスできるところが、Hudlにした決め手です」

学校単位での新システム導入は、簡単な決断ではありません。しかし、TSSのスポーツディレクターを務めるBryan Hain氏は、アマチュアスポーツにおける映像分析の必要性を感じていました。

「コーチ陣の作業負担を減らすために必要な動きだと考えました。誰かが立ち上がらなければ、永遠に改善されない課題なんです」


TSSでは、生徒たち自身が気になるプレー動画をプレイリストにまとめています。指導者はプレイリストを見るだけで、試合での選手それぞれのプレーを把握することができます。

前バスケットボールチームディレクター Daniel Trollope氏はHudlのメリットについて「圧倒的な時間の短縮につながる」と述べています。

「試合の全体映像を見る中で選手個人に着目しようとすると、膨大な時間がかかってしまいますからね。圧倒的な作業時間の短縮に繋がっていますよ」

より効率良く、濃いコミュニケーションが取れるように

時間短縮だけがメリットではありません。Hudlは、「選手と指導者双方のコミュニケーションも促進している」とWallace氏は言います。

「自分のプレーに対して気になることがあれば、生徒たちはコメント機能を使って疑問や感想を残すことができます。プレー動画ごとに入れられるので、どの動画について話したいのかを伝える手間が省けます。指導者は隙間時間にコメントで返信したり、昼休みなどに直接声をかけて話しています」


さらにWallace氏は、試合映像を練習に活用することで生徒がイメージしやすくなったと話しています。

「選手が練習の意図を理解できていない時、前回の試合映像を見せることで課題を明確に提示し、理解を促しています。動画に矢印などを直接書き込めるので、生徒がイメージしやすくなっていると思います。どのように修正するべきなのか、どんなプレーをしていきたいのか伝えやすくなりました」

「自分のパフォーマンスを客観的に確認できて、指導陣やチームメイトといつでもプレーについて話し合うことができる。プロレベルで実施するような映像分析を、育成年代でも可能にしてくれたのがHudlでした」


映像分析の活用は、“プロがやるもの”ではありません。時間が限られている育成年代でこそ映像を効率的に活用することが必要だといえるのではないでしょうか?


<Hudl Blog元記事>




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