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ブロムリー FC:Hudl Focus Flex でアカデミーの自動化ワークフローを推進

ブロムリー FCは、ついこの間ナショナルリーグから EFL リーグ 2 に初めて昇格した、波に乗っている急上昇中のクラブです。

ブロムリーではクラブチームの活動以外に、チームの将来を担う若い選手の育成に力を注いでいます。

その核となるのは、もちろんブロムリー FC アカデミーです。

この記事では、ブロムリーアカデミーが自動化された分析ワークフローを選手の育成に活用している様子をご紹介します。このワークフローにより、選手は教室での学びをピッチに活かすことができます。

(下記動画に日本語字幕が付いています。)

Ronan Howard 氏はブロムリー FC アカデミーのリードパフォーマンスアナリストであり、U-12 から U-21 まで、全部で 15 チームの分析を行っています。

Howard 氏は、練習グラウンドではトレーニングの撮影と分析を担当しています。アカデミーでは最近 Hudl Focus Flex を導入して、手動の動画撮影をシームレスな自動撮影にグレードアップしました。

このまったく新しいポータブルカメラのおかげで、ブロムリーのコーチングチームはどんな場所でもトレーニングの映像を撮影できるようになりました。使い方は簡単で、カメラをバッグから出して三脚に固定し、Focus アプリを使えば録画が始められます。

Howard 氏は次のように述べています。「持ち運びしやすいところが、非常に便利です。たとえばトレーニングピッチに持っていき、1 時間後にはメインスタジアムに移動して別のトレーニングや試合を撮影できるのですから。
撮りたい場所で撮れるのが、本当に便利です。」

Focus Flex カメラは、ポータブルでどんな場所にも設置できるので、ブロムリーの分析チームは、アカデミーの各チームの映像をいつでもどこでも簡単に撮影できるようになりました。

イングランドの 5 部リーグ (ナショナルリーグ) のチームだったので、上位リーグのプロチームと比べてブロムリーにはスタッフが不足していました。

だからこそ撮影の自動化に大きな意義がありました。カメラマンを確保する必要がなくなり、オペレーションが整理できて、練習グラウンドでも分析室でも、もっと生産的な作業に人手を割けるようになりました。攻撃のフォーメーション、守備陣形、ポゼッション中・ポゼッション外の動きなど、ゲームの様々なプレーはトレーニングピッチで磨きをかける必要があります。

Flex カメラはマルチアングルで撮影できるので、このようなトレーニングに役立ちます。Howard 氏は次のように述べています。「Focus Flex は、トレーニングピッチのハーフウェイライン上に設置して使っています。スマートフォンでカメラを接続し、トレーニングに合わせてマルチアングルで録画します。

練習モードで Flex カメラを使えば、ハーフウェイラインのどちら側で起きたことでも確認できます。つまり、カメラを 1 か所にしか設置できなくても、同時に起こった 2 つのできごとを見られるのです」

Flex カメラで撮影したマルチアングルの映像は、モバイルとパソコンのプラットフォームどちらからでも、リアルタイムでアクセスできます。
Flex カメラの映像をすぐに確認できることで、練習グラウンドでダイナミックラーニングが可能になりました。

Focus Flex による撮影の自動化の次にブロムリーが自動化した分析ワークフローは、映像のレビューでした。Flex カメラは Hudl.com プラットフォームに統合され、トレーニングまたは試合後ほぼすぐに、撮影した映像にアクセスできます。アカデミーのコーチング部長 Jamel Wojtczak 氏は、コーチたちの作業時間が大幅に短縮されたことに感心しています。

Wojtczak 氏は次のように述べています。「外でのトレーニングが終わったら、Flex カメラをピッチから 2 階に戻して起動しておきます。練習のメモを確認し終わるころにはセッションがアップされているので、動画を立ち上げて分析できます」「選手も映像にアクセスできるので、選手が動画クリップを私に共有したり私から選手に共有したりできて、非常に効果的で効率も上がりました。つまり、いつでも選手の育成をサポートできるのです」

「外でのトレーニングが終わったら、Flex カメラをピッチから 2 階に戻して起動しておきます。練習のメモを確認し終わるころにはセッションがアップされているので、動画を立ち上げて分析できます。」

ブロムリーFCアカデミーの分析部長、Jamel Wojtczak 氏

Howard 氏は分析の仕事をさらに一歩進めて、Flex のワークフローと Hudl Sportscode を統合しました。Sportscode では、マルチアングルにわたって Flex の映像にタグ付けが行えます。

「映像を Hudl.com にアップロードすると、選手はトレーニングのふりかえりをして動画クリップを送ってきます。それをダウンロードして Sportscode に入れれば、マルチアングルでアクセスできて、選手に伝えたいことを最も的確に見せる角度を選ぶことができます」と、Howard 氏は述べています。

分析ワークフローがグレードアップした上に作業時間が短縮できたので、ブロムリーの U-18 のヘッドコーチである Luke Coulson 氏はコーチングにもっと時間をかけられるようになりました。

Coulson 氏は次のように述べています。「トレーニングの動画クリップは最高です。すぐにアップロードされるから時間をおかずにレビューできて、その日に選手に教えることができ、次の試合に繋がります。動画があるので、選手個人へのフィードバックも、チーム全体へのフィードバックも楽しいですよ」

コーチング・分析チームは、トレーニング終了後すぐに Flex の映像をレビューすることができます。
練習グラウンドの映像から得た気付きは、教室にすぐに転送でき、次の試合までに選手の学習に利用できます。

クラブ史上初の EFL リーグ昇格を目指していたブロムリーにとって、理想的なプランは、アカデミーの選手がクラブの将来を担い、ピッチに立ち続けられるようにすることでした。

また、アカデミーの選手がしっかり伸びれば、ナショナルリーグにいるブロムリーを底上げすることができ、選手が上位リーグチームのスカウトの目に留まる可能性もあります。その一例が、ブロムリーが育てた 19 歳の Kellen Fisher (ノリッジ・シティに移籍) や Ben Krauhaus (現在ブレントフォードFC在籍) です。

Flex カメラによって高いレベルの分析が行えるため、ブロムリーアカデミーの選手には能力を最大限に発揮できるように成長するチャンスがあるのです。Howard 氏は次のように述べています。「Focus Flex を使う前は、サブピッチでトレーニングをしていても、他でゲームをしていたらトレーニングの撮影ができませんでした。ゲームやトレーニングを撮影してもらえなかった若い選手たちも、今では両方撮影できるようになり、その成長をサポートできるようになりました」

Coulson 氏は次のように述べています。「Hudl はクラブの活動すべてに必要不可欠です。今では、1 分 1 秒、一瞬たりとも見逃すことはありません。これは特に最近のサッカーでは、私たちコーチにとって重要なのです。」


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