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パフォーマンステクノロジーシリーズ - 選手の育成

Hudl Japan

パフォーマンステクノロジーへの投資には妥協がつきものです。全てのクラブが経済的に恵まれているわけでは無く、予算が限られている場合には部門間での衝突が起こります。パフォーマンス・テクノロジーの活用においては、より広範な戦略的影響を理解することが重要であり、適切なテクノロジーを効果的に使用することで、いかに重要かつ有意義な投資対効果をもたらすことができるかを理解することが大切です。

このシリーズでは、パフォーマンステクノロジーを効果的に応用することで投資対効果を最大化し、クラブのインフラ全体に効率的に適用することで利益を得ることができる主要な分野をレビューします。

「パフォーマンステクノロジーの効果を最大限に生かす」シリーズのその他の記事をこちらでご覧ください。

選手の育成

特に選手やコーチといった主要な役割の育成プロセスを設計し実行。選手やコーチングスタッフにベストプラクティスを紹介し教育します。
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選手の投資利益率を最大化するのに、正しいプロセスと適切なツールは欠かせません。選手を中心とした部門間の内部コミュニケーションを最適化しながら、チームのアイデンティティ、ゲームモデル、そしてチーム全体のゴールをふまえた個別の育成プランを所有することなどがこれに当たります。

ハイパフォーマンスチームは、チーム内の映像ライブラリとして Hudl を使用し、選手やコーチ、スタッフに興味深く意義のある映像クリップやプレイリストを提供しています。Wyscout や League Exchange からのコンテンツを追加し、世界中の最高のクラブや選手、監督から学んでもらいます。Hudl Pro Suite は、個人の育成プランを自ら活用するよう促進し、ハイパフォーマンスの文化をサポートするツールです。

若い選手のチームでは、結果と育成の間で常に二律背反があります。」モンチの言葉です。「私は常にこれを主張してきました。いつも人々に言ってきたのです、最も大事なことは選手の育成なのだと。結果は後から現れます。なぜなら選手がより良くなれば、結果もより良いものになるからです。

ラモン・ロドリゲス「モンチ」 - スポーティングディレクター、セビージャ FC

個人の育成

個別の選手育成は、現代スポーツのトレンドの一つです。この傾向は、個人のニーズと学習を結びつけることがいかに重要であるかという、教育に基づく研究の主要な結果を踏襲しています。個別の育成プラン(IDP)のコンセプト (以下の図を参照) は、広く採用されるようになり、うまく実行されれば、アスリート/選手の獲得と、ゲームプログラムを通じて実現される継続教育プログラムとの間に明確な関連性が示されるようになりました。

選手のトレーニングにビデオを導入し、選手の進歩を定期的に追跡し、選手の育成をクラブやアカデミーの哲学と一致させることで、アスリートにとって実践的な日々のモデルに変えていくことができるはずです。

このプロセスをコーチにも導入し、クラブの全スタッフが分析プロセスに参加できるようにすることで、組織全体で共有できる「言語」が生まれ、部門間の内部コミュニケーションを最適化し、最終的にはワークフローをより合理的にすることができます。

個別の育成プラン例

選手へのエンパワメント

若い選手であろうとベテランであろうと、彼らは常にコーチからのフィードバックを探し求め、期待しています。テクノロジーのおかげで、より一層効果的で測定可能なアプローチが可能です。選手とスタッフは自分のパフォーマンスを見直し改善が必要な分野を知ることができます。

分析プロセスに完全関与するため、選手は成長を常に念頭に、自身のパフォーマンスに関する継続的な見直しおよび分析を取り入れなければなりません。最終的には、コーチが何をすべきか言ってくれるのをただ待っている選手たちではなく、自身で意思決定ができるアスリート集団が理想なのです。そしてクラブの分析プロセスが、この意思決定の質に多大なる影響を与えます。

Hudl Sportscode と統合された Hudl プラットフォームを組み合わせることによって、クラブはインサイトを獲得し、分析し、共有することができ、選手たちは自分で見直したい映像クリップを選び、コメントや描き込みをコーチングスタッフと共有することができます。また、Wyscout はパフォーマンスレビューやスタッツの取得に利用可能で、コンテンツ共有、メッセージ送信、インスピレーションを得るために他の選手・リーグを視聴する育成ツールとしても利用できます。

怪我のリスク

情報を組み合わせて知識を生み出す過程で、IDPは候補に挙がったすべてのプレーヤーの潜在的な怪我のリスクについて言及する必要があります。これは資格を持った人間によって提供され、他の評価指標と組み合わせて、トレーニングや試合の選択、契約の更新、売却、終了に関する意思決定に役立てられます。テクノロジーの役割は、医療評価の精度を高めて、コーチやスポーティングディレクターなどの主要な意思決定者にスピーディーに情報を提供することです。選手獲得のプロセスにおいて正確なデータは、プレー歴のギャップを検知し、報告の無いけがの可能性を探るためにも利用できます。

ラグビーなど他のスポーツでは、革新的なパフォーマンス分析は医療スタッフと共に存在しており、彼らは映像分析ソフトウェアを利用してフィールド内でのけがを査定し、試合に戻る際のプロセスの管理をサポートしています。けがの識別と査定はアナリストが提供できる新たな価値だということは明白です。

これを全てエビデンス付きでまとめたものは、Noisefeed のような企業から提供されますが、リスク緩和に良好な結果をもたします。

けがを識別し査定する全体のプロセスと詳細は近年飛躍的に拡大しており、世界中の国際プロラグビー界で実行できることでもあります。

マーク・カーター - パフォーマンスアナリスト、LA ギルティニス

Noisefeed 創設者兼 CEO、ニコロ・カバロはこのように述べています:

「選手獲得とタレント発掘は、現代のサッカー界において極度に専門化されたものになっており、さらには次の投資を正しく行うことはさらに重要になっています。最近は、クラブは選手との契約前に契約内容をあらゆる面から詳しく調査しています。それは経歴から家族、習慣や社会活動までにわたります。クラブとの契約の際に考慮するすべてのデータの中でも、けがは極めて重要な査定事項です。

専門のサービス、テクノロジー、分析のおかげで、クラブは選手のけがの記録をあらゆる角度から確認でき、身体の潜在的弱点を識別し、1 シーズンないし複数シーズン選手がプレーできるかどうか見極められます。選手獲得の段階でこれは現在、非常に重要な側面になっています。これによって、経営層は移籍選手の獲得に投資する前に詳細な情報を得て、その上での決断ができます。

Noisefeed の Inhuries Database のようなサービスは、全種類の高レベルデータをクラブに提供でき、スポーティングディレクターに移籍の意思決定のための重要な情報を提供します。6 万件以上もの検証済みけがのデータを所有する Noisefeed のデータベースで、意思決定者は投資リスクを最小化するために移籍対象者の弱点を予見し査定することができます。」

Hudl プロ・サービスにより、チームは、日々の意思決定に役立つ情報を提供するインテリジェンスベースのシステムを実践できます。詳細はこちら
Hudl Pro Suite は、現代の試合で成功するために必要なすべてのテクノロジーをクラブに提供する統合ソリューションです。詳細はこちら
Wyscout は、選手獲得のあらゆる側面を強化するために設計されたスカウト製品をすべて取り揃えています。無料トライアルはこちら

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